
こんにちは、あいざわ調査室-熊本 です。
今回は、浮気調査で重宝されているGPSの活用法についてご紹介します。
1.熊本県における浮気調査とGPSの活用方法
熊本県内において、パートナーの浮気を疑う場合、その事実を確認するために「GPS調査」を検討する方が増えています。特に、自ら証拠を収集したいと考える方や、調査会社に依頼する際の補助手段として、GPSは有効なツールとなり得ます。しかし、GPSを使った浮気調査には、法的リスクや倫理的な問題も伴います。ここでは、熊本県におけるGPSを利用した浮気調査の方法、メリット・デメリット、そして注意すべき法律的ポイントについて簡潔に解説します。
熊本市内や八代、天草などの都市部では、対象者が車で移動するケースが多いため、車両へのGPS取り付けは特に効果的です。浮気相手との密会場所が市街地から離れた温泉旅館や郊外にあることも多く、交通機関を使った追跡では困難なケースでも、GPSがあれば効率的に調査が可能です。
2. GPS調査の基本的な仕組み
GPS(全地球測位システム)は、対象となる人物の車両などにGPS端末を取り付け、その移動履歴をリアルタイムまたは記録データとして取得する仕組みです。GPS端末には通信機能があり、スマートフォンやPCを使ってインターネット経由で位置情報を確認できます。
浮気調査では、パートナーが特定のラブホテルや異性の自宅を頻繁に訪れている証拠を得るために使われることが一般的です。

3. 自分でGPSを使う場合の注意点
(1) 設置の許可
GPSを設置する場合、対象の車が自分の名義であるかが重要です。たとえば、結婚していて夫婦の共有財産である車両であれば、原則として設置可能です。しかし、恋人同士や事実婚状態であっても、名義が自分でない場合には、無断設置は「不正アクセス」「住居侵入」などの犯罪に問われる可能性があります。
(2) プライバシーの侵害
本人に無断で位置情報を取得する行為は、プライバシー権の侵害に該当する場合があります。特に、対象者の同意がないままGPSデータを第三者(探偵業者など)と共有する行為は、トラブルを招く恐れがあります。
(3) 証拠能力の限界
GPSで得られるのは「位置情報」であり、「誰と何をしていたか」といった詳細までは分かりません。したがって、裁判における証拠として用いるには、写真や動画などの補足証拠が必要になります。

4. 探偵業者に依頼する場合
熊本県内には、当社を含めGPS調査を含む浮気調査を行う探偵業者が多数存在します。プロに依頼することで法的リスクを抑えつつ、効率的な証拠収集が可能です。
探偵業者は、調査に必要な手続きや法的許可を取得しており、GPS調査に関しても「対象者の行動パターンをつかんで、尾行や張り込みを効率化するための補助的手段」として活用されます。
ただし、違法な設置を行う業者も一部存在するため、「探偵業届出証明書」の確認や、過去の実績、口コミなどをよく調べて選ぶことが大切です。
5. GPS利用と法的リスク
GPS調査がもたらす情報は貴重ではありますが、法律を逸脱した行為は「不正指令電磁的記録供用罪」や「ストーカー規制法」などに抵触する恐れがあります。また、熊本県警でもGPSによる違法監視行為が問題視された事例があり、調査のやり方によっては警察沙汰に発展することもあります。
特に、以下のような行為は避けるべきです。
- 自分以外の所有車両への無断設置
- 公共施設や他人の敷地内での無断撮影
- 相手が明確に拒否しているにも関わらず継続的に監視を行うこと

6. 浮気の証拠になるのか?
GPSで得られた情報は、離婚調停や慰謝料請求における「状況証拠」として活用できます。ただし、先述の通りそれ単体では決定打になりにくく、浮気相手との接触写真、ラブホテルの出入りの映像、LINEやSNSでのやり取りなどと併せて使うのが効果的です。
熊本県においてGPSを使った浮気調査は、効率的かつ強力な方法の一つですが、法律との関係を十分に理解したうえで行動する必要があります。もし自身での調査に不安がある場合は、信頼できる調査会社に相談するのが安全です。正しい方法で証拠を集め、感情的な対立を避けることが、最終的に有利な結果をもたらします。
ご希望があれば、熊本県内の探偵業者の紹介や、証拠として有効な資料の作成についてもアドバイスできます。お気軽にご相談ください。